ビジネス関連アップデート
視覚認知能力の低下が引き起こす社会課題に取り組むdo.Sukasuがシードラウンドで資金調達を実施
株式会社do.Sukasuは、視覚認知能力の評価とトレーニングを開発する企業で、約4,500万円の資金調達をシードラウンドで実施しました。この資金は、VR技術を用いた新製品「de.Sukasu」の開発に使用されます。この製品は、加齢による視覚認知能力の低下に関連する社会課題、例えば高齢者の自動車事故や工場での労災を解決することを目指しています。資金調達には、やまと社会インパクト投資事業有限責任組合とKicker Venturesが参加しています。
関西発、ディープテックスタートアップが本音で語る社会課題解決とビジネス~社会課題解決とインパクト投資環境の模索~ - 中国経済産業局
2023年12月19日に中国経済産業局と近畿経済産業局が共催する「社会課題解決とビジネス」イベントが開催されます。このイベントは、社会課題解決と経済成長を目指すインパクトスタートアップに焦点を当て、ディープテックスタートアップによるトークセッションやインパクト投資環境のネットワーキングを行います。社会課題解決に関心があるスタートアップ、VC、金融機関、事業会社などを対象としています。参加は無料で、定員は100名程度です。申し込み締切は2023年12月15日です。
「ICF Business Acceleration Program2023」受賞者決定 - PR TIMES|RBB TODAY
「ICF Business Acceleration Program2023」では、社会課題解決に貢献するスタートアップを表彰しました。最優秀賞にはSustineri株式会社(自動カーボンニュートラル化提案)と株式会社ノビアス(ヘルスケアサービス提案)が選ばれました。オーディエンス賞はSWAT Mobility Japan株式会社が受賞し、他にも優秀賞と特別賞が与えられました。プログラムは三菱総合研究所によるイニシアティブで、 社会課題解決への貢献と技術イノベーションの実装を目指しています。
福祉行政関連アップデート
社会保障審議会障害者部会(第139回) ・ こども家庭審議会障害児支援部会(第4回)合同会議の資料について
合同会議の資料がアップされました。
学術関連アップデート
Explaining First Language Acquisition in Terms of Basic Behavioral Processes: Introduction to the Special Section
「Perspectives on Behavior Science」の特別セクションでは、子どもの言語学習におけるオペラント条件付けとパブロフの条件付けプロセスの役割に焦点を当てています。これは、バーチャルパネル討論に続いて行われ、パネリストが寄稿した2つを含む4つの記事が掲載されています。これらの記事は、言語研究におけるオペラント条件付けプロセスの説明力を 示し、子どもの言語習得におけるこれらのプロセスの寄与を理解するための洞察を提供しています。
A systematic review on the relationship between the built environment and children’s quality of life - BMC Public Health
この研究では、子供の生活の質(QoL)に対する建築環境の影響について調査しました。2010年1月から2023年8月に発表された英語またはドイツ語の論文から、2歳から18歳の子供を対象とした17件の研究が選ばれ、Joanna Briggsのチェックリストで評価されました。緑地は子供のQoLにプラスの影響を与えていることが示されましたが、インフラストラクチャに関しては結果が統一されていません。総合的な地域の満足度はQoLと正の相関があるが、環境の安全に関する認識に関しては結果が混在しています。