デイリーアップデート(2024/1/9)
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医師不足解消は報酬ではなく周辺業務の開放しかない(Wedge ONLINE) - グノシー
2023年末に、日本では医療、介護、障害福祉の診療やサービスの対価となる診療報酬の改定に関する議論が活発化していた。この改定は医療従事者への賃金上昇の必要性を考慮して行われ、国と日本医師会の間で攻防が繰り広げられた。結果として、2024年度の診療報酬は、医療従事者の人件費部分を0.88%引き上げる一方で、薬価は引き下げられ、全体では0.12%のマイナス改定となった。この改定により、医師の政治力の強さが明らかになったが、医師の人手不足解決につながるかは不明である。人手不足の解決には、医師の業務の一部を他の医療関係者に担わせることや、看護師業務の拡大などが考えられるが、これらが実現するかは未知数である。政府と医師会は、医師不足問題に再考が必要である。