軽症小児OCDにおけるインターネットCBTの適合性
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このブログ記事は、発達障害、心理的介入、健康管理に関連するさまざまな最新の学術研究を紹介しています。ナイジェリアでの理学療法に対する支払い意思と関連要因、軽症小児OCDにおけるインターネットCBTの適合性、自閉症スペクトラム障害における発達段階別の脳変化、成人ADHDの症状信頼性テストの比較、自閉症リスク児の 感覚処理とコミュニケーションの発達、ADHDの有病率に関する系統的レビュー、自閉症児への対話型読書介入法の効果、日本における幼児期の屋外遊びと学齢期の肥満リスクの関係などについて紹介します。
学術研究関連アップデート
Correlation between parental willingness to pay, health-related quality of life, and satisfaction with physiotherapy services in Nigeria: a cross-sectional study - Bulletin of Faculty of Physical Therapy
この論文は、ナイジェリアにおける障害を持つ子どもの親が理学療法(フィジオセラピー)に支払う意思(WTP)、健康関連の生活の質(HRQoL)、および理学療法に対する満足度の関連性を調査した研究です。調査対象は65人の親で、WTPアンケート、SF-12健康調査、理学療法満足度アンケートを用いて評価を行いました。
主な結果は以下の通りです:
- 回答者の多く(49.2%)は21~35歳の年齢層に属していました。
- 障害を持つ子どもの親の30.8%が理学療法に対する支払い意思を示さなかった(「no WTP」)。
- WTPと社会経済的地位との間には有意な関連が見られました(p<0.05)。