アセスメントツールってなんで重要?〜生活能力編〜【詳解】
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前回は、アセスメントツールの中でも知能検査と発達検査に絞って詳解しました。
はじめに
前回は、アセスメントツールの中でも知能検査と発達検査に絞って詳解しました。
https://www.easpe.com/blog/article/46
今回は生活能力についてのアセスメントツールに関して種類、違い、どんな情報が得られるのかなどを詳解していきます!
生活能力とは
生活能力は適応機能とも呼ばれ、意思伝達、自己管理、家庭生活、社会的・対人的技能など社会の中で日常生活を送るのに必要な幅広い能力のことを指します。
生活能力のアセスメントって重要?
生活能力をアセスメントすることにより、児童本人の生活状況や支援の必要性がより明らかになります。
適応機能のアセスメントツールは質問項目が詳細で、氏名や住所を正しく言えるか、体調不良を訴えられるか、電子レンジが使えるか、おつりの計算ができるか、他人との距離を適切に保てるか、スポーツやゲームのルールを守れるか、など幅広い分野の質問からレベルを把握することができます。
これによって、支援の必要性の判断をより客観的に行うことが可能になり、今後獲得する必要のあるスキルが明確になります。
実際、個別支援計画を立てる際に役立ったり、定期的に実施すると適応機能の状態の変化を継続的に追うことができ、有効な支援ができているかどうかの判断の目安にもなります。
それでは生活能力を測るアセスメントツール3つについて説明します。