デイリーアップデート(2023/12/27)
ビジネス関連アップデート
「成果連動型民間委託契約/ソーシャル・イ ンパクト・ボンドの研究に関する連携協定」の締結について|ニュースリリース|りそなホールディングス
埼玉りそな銀行と地域デザインラボさいたまは、日本政策投資銀行と日本経済研究所と共に「成果連動型民間委託契約(PFS)/ソーシャル・インパクト・ボンド(SIB)」に関する研究の連携協定を締結しました。PFS/SIBは社会課題解決を目指す官民連携の手法で、事業成果に応じて対価を支払うものです。この協定により、地域の課題解決を目指し、埼玉県下の行政や事業者に対してPFS/SIBの普及を促進し、持続可能な地域社会づくりに貢献することを目的としています。
りたりこについて、穐田誉輝氏は保有割合が5%未満に減少したと報告 [変更報告書No.7] | 大量保有報告書 - 株探ニュース
穐田誉輝氏が保有するLITALICO株式の保有比率が5.94%から4.92%に減少したことが財務省への変更報告書で明らかになりました。穐田氏は日本の実業家、投資家 として知られ、カカクコムやクックパッドの経営に携わり、現在はくふうカンパニーの取締役会長を務めています。
学術関連アップデート
Genetic Instability and Disease Progression of Indian Rett Syndrome Patients
本研究は、MECP2遺伝子の変異によって引き起こされるレット症候群(RTT)の臨床的特徴と遺伝子的多様性について南インドの患者を対象に調査しました。208人の自閉症患者から20人のRTT患者が診断され、これらは典型的なRTT(グループI)と変型RTT(グループII)に分類されました。RTTの臨床的重症度はRSSS、RSBQ、SSI、SSS、RTT gross motor scaleを使用して測定され、グループIの方がグループIIに比べて甲状腺刺激ホルモン(TSH)、プラズマドーパミン、コレステロールレベルが高く、両グループとも血圧、カルシウム、フェリチン、高密度リポタンパク質レベルが対照群に比べて低下していました。遺伝子変異の分析では、RTT患者20人中12人にMECP2変異が見られ、これらは60%が病原性変異、20%が未知の変異であり、呼吸機能障害、脊椎側弯症、睡眠問題と関連していました。この研究は、RTT診断における臨床的および遺伝的側面に関する重要な情報を提供し、異常なコレステロール、カルシウム、TSHレベルとMECP2遺伝子変異をスクリーニングして病気の重症度を早期に予測することを臨床医に提案して います。
Two-Year Autism Risk Screening and 3-Year Developmental Outcomes in Very Preterm Infants
本研究は、2歳の非常に早産児における2段階の保護者報告による自閉症リスクスクリーニングツールの使用と、3歳時の行動的・発達的成果との関連性を調査しました。467人の子供(平均妊娠週27.1週)がこのツールでスクリーニングされ、そのうち51人(10.9%)が2歳時に陽性を示しました。陽性を示した子供は、3歳時にBayley-IIIの認知、言語、運動の合成スコアが84以下の可能性が高く、またChild Behavior Checklist(CBCL)の内向的、外向的、全般的問題、および広汎性発達障害(PDD)のスコアが64以上である可能性が高いことがわかりました。この結果は、非常に早産児における発達遅延を捉えるためのこのスクリーニングツールの使用の支持を示唆しており、小児ケア設定における継続的な利用のための根拠となります。